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行儀の悪い子にしないためにやめるべき5つのこと

子育て・しつけ · theAsianparent

子どもに礼儀正しく育ってほしいと思うのは親として自然なことです。しかし、よかれと思った行動が逆効果になることもあります。意識的に避けたい5つの習慣を紹介します。

子どもに礼儀正しく育ってほしいと思うなら、まず親自身の関わり方を見直すことが重要です。よかれと思ってやっていることが、実は礼儀を育む妨げになっているケースも少なくありません。

礼儀は一夜にして身につくものではなく、日々の一貫したかかわりの積み重ねで育まれます。この記事では、子どもの行儀を悪くしてしまうかもしれない親のNG習慣を5つ取り上げ、どう改善すればよいかを具体的に解説します。

なぜ「よかれと思った行動」が逆効果になるのか

失礼な人と出会ったとき、ついその人の育ちや親の関わり方を考えてしまうことはありませんか?礼儀を教える方法はすぐに思いつくものですが、親が無意識に取っている行動が、逆の結果を招いていることがあります。子どもの礼儀とマナーを本当に育てたいなら、日常のかかわり方を丁寧に振り返ることが大切です。

NG習慣①:子どもの要求にパニックで応じてしまう

子どもが泣いたり物を投げたりしたとき、あわてて要求を満たそうとすると、「騒げば親をコントロールできる」と学習させてしまう可能性があります。愛情を示すことはもちろん大切ですが、過度な反応はNG です。

心理学者のスーザン・ニューマン博士は、不健全なパターンを変える第一歩は「子どもを甘やかしすぎていないか」を確認することだと述べています。ご機嫌取りや、努力なしに何でも与えていないかを振り返り、子どもに「欲しいもの」と「必要なもの」の違いをしっかり教えましょう。

NG習慣②:悪い行動を「子どもだから仕方ない」と見過ごす

かんしゃくやダダこねを「子どもだから」と片付けてしまうと、その行動パターンを容認することになります。子育てコーチのリサ・バネージは、時間が経つほど礼儀の悪さは直しにくくなると警鐘を鳴らしています。

ルールやマナー、お手伝いを大切にしながらも、子どものニーズに合わせて柔軟に調整していくバランスが重要です。早い段階から一貫した姿勢で向き合うことが、礼儀の土台をつくります。

NG習慣③:他の大人のしつけを一切受け入れない

かつては先生や血のつながりのない大人から注意されることも珍しくありませんでしたが、近年はそれを問題視する声もあります。しかし、信頼できる大人からの適切なしつけは、子どもの成長に役立ちます。

担任の先生とこまめにコミュニケーションをとり、学校と家庭で一貫した姿勢が保てるよう連携することが大切です。家だけでなく社会の中でも礼儀が身につくよう、周囲の大人と協力し合いましょう。

NG習慣④:敬意・責任感・自制心などの価値観を伝えない

ジム・テイラー博士は、子どもに「能力と心の姿勢」をきちんと教えることの重要性を説いています。敬意、自制心、責任感、目先の欲求を我慢する力といった価値観は、欲しがるものをただ与え続けるだけでは育ちません。

これらの価値観を意識的に伝えることが、子どもが将来自立した大人として生きていくための礎になります。日常の小さなやりとりの中で、折に触れて伝えていきましょう。

NG習慣⑤:努力する機会を奪って楽をさせすぎる

子どもに苦労をさせたくない気持ちは自然ですが、努力することには大切な意味があります。たとえばレストランで子どもがぐずり始めたとき、すぐにガジェットを渡して黙らせるのではなく、自分で待てる忍耐力を育てる機会ととらえましょう。

たとえ家にお手伝いさんがいたとしても、一緒に家事をすることで努力の価値を体感させることができます。「子どもが夢を持てるよう応援することは大切ですが、夢は努力なしではかなわないということも伝えましょう」と、ある教師は語っています。

礼儀を育てるために親が意識したいこと

子どもを信じ、正直に向き合い、必要なときはいつでも頼れる存在でいることは、子どもの自信につながります。また、恐れからではなく深い敬意をもってルールに従う姿勢にもつながります。

それこそが、子どもの人間性を育てる本当の礼儀です。日々の関わり方を少しずつ見直すことが、礼儀正しく思いやりのある子どもを育てる最も確かな方法といえるでしょう。

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